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各社各人によるスマートフォンの定義の総集

NTTやKDDIなどの携帯電話事業者や、総務省などの公的機関、SHARPなどのスマートフォン製造企業、その他多種多様なウェブサイトに掲載されている「スマートフォンの定義」の総集。および、各内容の分析。
各方面によるスマートフォンの定義
スマートフォンとは携帯電話にPDAなどの機能を盛り込んだ端末で、ドコモの商品では「M1000」などが該当します。
KDDI › 用語集スマートフォンの概要(archive.org)2014年08月26日
スマートフォンとは、明確な定義はないが、電話やメール以外のさまざまな機能が利用できる携帯電話端末のこと。
例えば、スケジュール管理やアドレス帳、メモ帳、アルファベットのキーボード、さらには、PCのドキュメントが読めるなど、PDAの機能が具備された携帯端末といえる。
近年では、インターネットに直接接続でき、ネイティブやそれに近い環境のアプリケーションをインストール可能な携帯電話端末のことをスマートフォンと呼ぶことが多い。
OCNモバイルONEスマートフォンとは
スマートフォンとは「賢い電話」
スマートフォン(smartphone)は、パソコンの機能を併せ持ち、インターネットとの親和性が高い多機能携帯電話のことです。「smart」とはもともと「賢い」という意味です。
iOSやAndroidなどのOS(オペレーティングシステム)を搭載し、利用者自身があとからソフトウェア(アプリ)などを追加することで、自分好みにカスタマイズすることができます。
総務省 › 国民のための情報セキュリティサイトスマートフォンとは
スマートフォンとは、従来の携帯電話に比べてパソコンに近い性質を持った情報機器です。
大きな画面でパソコン向けのWebサイトや動画を閲覧できたり、アプリケーションを追加することによって機能を自由に追加したりすることができます。また、タッチパネルを使い、画面の拡大やスクロールなど直感的な操作が可能です。
ケータイの機動力に、パソコンの多機能を備えた、モバイルコミュニケーションツール。
パーソナルコンピュータなみの機能をもたせた携帯電話やPHSの総称。略してスマホともよばれる。
通常の電話としての通話機能の他に、ウェブページの閲覧、インターネット上の各種サービスやビジネスアプリケーションの使用、音楽や動画などマルチメディアの利用など、多彩な機能をもつ。また、さまざまなアプリケーションをインストールすることで、さらに機能強化が可能である。
従来のPDA(携帯情報端末)に携帯電話の通話通信機能を組み込み、性能を強化したものともいえる。
形態も携帯電話と同じようなタイプから、タッチパネル式、パソコンと同等のキーボードをもつなどさまざまなものがある。
スケジュール管理が行えるPIM機能や、電子メール、Webブラウザー、データ通信機能などを内蔵したデジタル携帯電話機の総称。
最近では、WordやExcelなどのオフィス・ソフトの表示・編集機能やフルキーボードを搭載する製品もあり、PDAやウルトラモバイルPCとの違いがあいまいになっている。
インプレス › ケータイ用語の基礎知識スマートフォンとは2005年03月23日
スマートフォンとは、通話機能だけではなく、コンピュータとしての機能を持つ携帯電話のことです。
以前は、インターネット接続ができたり、メールやマルチメディアコンテンツを表示できるもの、あるいはプログラムが実行できるなどの特徴を備えた携帯電話を指した言葉とされており、たとえば、国内で販売されているブラウザフォン、Javaプログラムが実行可能な携帯電話もその範疇に含めることがありました。
最近では、狭義のものとして、
◦アプリケーションを追加して、機能強化やカスタマイズができる
◦ハードウェアに依存するネイティブアプリケーションも利用できる
◦結果として、電話の機能と一体化したような拡張が可能
といった機能を備えているものに限定して言うケースが多くなっています。
狭義のスマートフォンという言葉が使われるようになったのは、欧州を初めとする海外での流行があります。
このような国や地域では、狭義のスマートフォンをSmart Phone(スマートフォン)、それ以外の、広義のスマートフォンをBrowser Phone(ブラウザフォン)と呼んで区別しているのが一般的であるため、国内でもこのような言葉の使われ方がされるようになったようです。
スマートフォンという言葉ですが、使われ始めたのは2000年のはじめ頃にまでさかのぼります。その当時のスマートフォンは、「電話だけでなく、メールやウェブサイト閲覧などの機能がある携帯電話」と定義されていました。日本では、1999年にサービスを開始したNTTドコモのiモード対応携帯電話も、当時はスマートフォンの一種に分類する人もいたのです。
その後、ドコモ以外の携帯電話各社も同様のサービスを開始し、多くの携帯電話にメール・ウェブ閲覧機能がつき、さらにはiアプリなどのアプリケーションも利用できるようになったことで、ことさらこうした機能を持つ携帯電話が「スマートフォン」として区別して呼ばれることはなくなっていきました。
2006年には、・・・中略・・・スマートフォンという言葉は、「パソコンに近く、汎用のOSを搭載しており、アプリケーションをインストールして、自分に使いやすいようにカスタマイズできる」という、現在の「スマートフォン」の概念に近いものとなっていました。
スマートフォンは、実は機能としてはほとんどフィーチャーフォンと変わらない。どちらかというと、「電話を高機能化した」フィーチャーフォンに対して、「PDAに電話機能を追加した」ものがスマートフォンと言える。
PDA(携帯情報端末)は、スケジュールやToDo、住所録、メモなどを管理する手のひらサイズの端末で、のちにウェブサイトの閲覧やEメールなどの機能も追加されていった。
スマートフォンは、機能としてはPDAに電話機能を内蔵した形で、データ通信だけでなく、音声通話機能も搭載されている。結果としてフィーチャーフォンとスマートフォンの機能は同等だが、出自が異なり、目指す方向性も異なる製品と言ってもいいだろう。
そもそもスマートフォンとは何かということを考えると、日本ははっきりとした線引きが難しい。
折りたたみスタイルのフィーチャーフォンでも、メールのやりとりやPC向けサイトの表示が可能で、ゲームや地図などのアプリが使えたからだ。スマートフォンが登場した頃には、フィーチャーフォンでもWi-FiやBluetoothに対応したモデルがあり、フィーチャーフォンは既にスマートフォンであるという意見は当時からあった。
それでも、現在のスマホのように、大型ディスプレイを搭載し、物理キーのプッシュではなくディスプレイのタッチで文字を入力し、Webブラウザやアプリを操作しながらも、端末を耳に当てて通話もするという端末をスマートフォンと考えると、ドコモ初のスマートフォンは2005年登場の「M1000」ということになる。
スマートフォン (Smartphone) の定義は厳密ではない。
世界的にはスマートフォンとは、無線電話機としての携帯電話と超小型パソコンとしてのPDAを統合したものだといえる。スマートフォンは1990年代後半に始まり、2000年代前半に発展していた。
ところが、日本では携帯電話(フィーチャーフォンともいう)が多機能携帯情報機器として独自の発展をしており、既にPDAの機能を多く取り込むようになっていた。それで表面的な見方では、海外でのスマートフォンは、日本の多機能携帯電話と似たようなものだともいえる。
しかし、日本の携帯電話がNTTドコモやau、ソフトバンクなどのキャリアが独自の仕様やサービスで発展をしてきたのに対して、スマートフォンは、特に2000年代後半には、共通のオープン環境で利用できるようになった。メーカーに限定されない発展、パソコンなど他情報機器との連携などが容易であり、その観点では、多機能携帯電話のオープン化だともいえる。
2000年代末には日本でも、携帯電話の多機能化よりもスマートフォン化のほうが将来の発展が期待できることが認識され、携帯電話からスマートフォンへの移行が進んできた。
分析
定義できないと断言するもの
「定義は厳密でない」
「スマートフォンとは・・・はっきりとした線引きが難しい」
「明確な定義は無い」
「PDAやPCの機能を携帯電話機に付加したもの」と定義するもの
「携帯電話にPDAなどの機能を盛り込んだ端末」
「PDAの機能が具備された携帯端末」
「PDAに携帯電話の通話通信機能を組み込み、性能を強化したもの」
「PDAに電話機能を追加したもの」
「携帯電話と超小型パソコンとしてのPDAを統合したもの」
「ケータイの機動力に、パソコンの多機能を備えた」
PDAやPCそのものと区別しそこね混同しかけているもの
「最近では・・・PDAやウルトラモバイルPCとの違いが曖昧になっている」
新たに別のアプリケーションソフトウェアをインストールできることを条件とするもの
「利用者自身があとからソフトウェア(アプリ)などを追加することで、自分好みにカスタマイズすることができます」
「ネイティブやそれに近い環境のアプリケーションをインストール可能な携帯電話端末のことをスマートフォンと呼ぶ」
「汎用のOSを搭載しており、アプリケーションをインストールして、自分に使いやすいようにカスタマイズできる」
「アプリケーションを追加することによって機能を自由に追加したりすることができます」
「さまざまなアプリケーションをインストールすることで、さらに機能強化が可能」
現在と過去で異なる定義が有るとするもの
「近年では・・・な携帯電話端末のことをスマートフォンと呼ぶことが多い」
「以前は・・・などの特徴を備えた携帯電話を指した言葉とされており・・・最近では、狭義のものとして」
「当時のスマートフォンは・・・と定義されていました・・・2006年には・・・現在のスマートフォンの概念に近いものになっていました」
「現在のスマホのように・・・という端末をスマートフォンと考えると」
初期の頃は、例えばウェブブラウザのような一種のアプリが実行できるだけの機能しかもたないフィーチャーフォンさえも、スマートフォンだとされていた時期が有ったと言うもの
「以前は、インターネット接続ができたり、メールやマルチメディアコンテンツを表示できるもの、あるいはプログラムが実行できるなどの特徴を備えた携帯電話を指した言葉とされており、例えば、国内で販売されているブラウザフォン、Javaプログラムが実行可能な携帯電話もその範疇に含めることがありました」
「2000年のはじめ頃・・・その当時のスマートフォンは、電話だけでなくメールやウェブサイト閲覧などの機能がある携帯電話、と定義されていました」
日本のフィーチャーフォンは、ある時点から既にスマートフォンに該当していたと言うもの
「日本では携帯電話(フィーチャーフォンともいう)が多機能携帯情報機器として独自の発展をしており、既にPDAの機能を多く取り込むようになっていた。それで表面的な見方では、海外でのスマートフォンは、日本の多機能携帯電話と似たようなものだともいえる」
「折りたたみスタイルのフィーチャーフォンでも、メールのやりとりやPC向けサイトの表示が可能で、ゲームや地図などのアプリが使えたからだ。スマートフォンが登場した頃には、フィーチャーフォンでもWi-FiやBluetoothに対応したモデルがあり、フィーチャーフォンは既にスマートフォンであるという意見は当時からあった」
「スマートフォンは、実は機能としてはほとんどフィーチャーフォンと変わらない。・・・結果としてフィーチャーフォンとスマートフォンの機能は同等だ」
「1999年にサービスを開始したNTTドコモのiモード対応携帯電話も、当時はスマートフォンの一種に分類する人もいたのです」