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水素水スティックの長所短所

長所
繰り返し使える
価格が安い
水素濃度が高い(使い始めは)
浄水機能がある
軽くて持ち運びやすい
短所
作成所要時間が長い
水素濃度が安定しない(使うたびに水素発生速度が低下していく)
マグネシウム濃度が高くなる(Mg系材料の場合)
味が少し硬くなる
水酸化マグネシウムを摂取してしまう(Mg系材料の場合)
お腹がゆるくなる(可能性が少し出る)
繰り返し使える
長所。
スティック1本を何回も繰り返し使え、ペットボトル何本分も作れる。
具体的な本数は、例えば、500mLペットボトル120本分など。
価格が安い
長所。
スティック1本あたりの価格は980円からと、安い。
この数値は水素水の中で最も安いアルミ缶水素水1缶の100円には及ばない。しかし、何回も繰り返し使えるので、継続して飲用していくと、費用の総額はすぐに逆転する。
水素濃度が高い(使い始めは)
長所。
商品によって差があるが、数時間から1日で、水素濃度が1.0~1.6ppmの高濃度水素水を作れる。
ただし、使うたびに水素発生速度が低下していくので、使い続けるにつれ、高濃度水素水を作りにくくなっていく。
浄水機能がある
長所。
水道水に殺菌剤として添加されている塩素化合物を除去してくれる機能が、すべての商品にもれなく備わっている。
軽くて持ち運びやすい
長所。
スティック1本の重量は25gほど。携帯電話よりもずっと軽い。
アルミ缶水素水やアルミパウチ水素水と比べれば大した差でないが、水素水ボトルよりかはずっと軽い。
ただし、セラミックボールなどの水素発生剤の総量を増やしたものは、より重い。
作成所要時間が長い
短所。
使い始めにおいては、水素発生速度の低下がほとんど起きていないので、所要時間は短い。商品によっては、2時間で高濃度水素水を作れる。
しかし、使うたびに水素発生速度が低下していくので、所要時間も長くなっていく。
使用回ごとの所要時間の総和を使用回数で割って求める平均所要時間がどれくらいになるかは興味深いが、実際の放置時間は、効率の観点から、半日置き、そして寿命が近づけば1日置きになるだろう。
水素濃度が安定しない(使うたびに水素発生速度が低下していく)
短所。
理由は次の2つ。
Mgなどの水素発生剤の残存量が、水に溶け出ることで減少していくから
Mg(OH2)などの結晶が皮膜を作り、化学反応の進行を妨げるから
結晶の皮膜が出来やすいのは、Mg系材料。多種金属混合セラミックボール(H2セラミック)は出来にくい。ただし、Mgセラミックボールでも水素還元セラミックは皮膜が出来にくい。
マグネシウム濃度が高くなる(Mg系材料の場合)
MgメタルボールとMgセラミックボールのみの短所。
マグネシウムが水に溶け出すことにより、マグネシウム濃度が少し高くなる。
それにより、味が少し硬くなる。
濃度の具体的な変化量は、製造会社の公表値によると、9mg/Lが17mg/Lになる程度で、軟水が硬水に変わったりするほどの大きな変化でない。
水酸化マグネシウムを摂取してしまう(Mg系材料の場合)
MgメタルボールとMgセラミックボールのみの短所。
次の化学反応方程式で示すように、水に溶けてマグネシウムイオンになったものの一部は、水酸イオンとイオン結合し、イオン結晶の水酸化マグネシウムとなって析出する。
Mg + 2H2O →Mg2+ + 2e- + 2H+ + 2OH- →Mg2+ + 2OH-+ H2
Mg2+ + 2OH- ⇆ Mg(OH)2
水酸化マグネシウムは便秘薬としても販売されている。水分を保持して便の柔らかさを保つ効能があり、便が腸内から排泄されやすくなる効果がある。つまり、摂取するとお腹がゆるくなる。
ただし、そもそも水素水スティックから溶け出るマグネシウムの量は便秘薬に含まれる量よりずっと少ない。また、結晶は水に溶けていなく、スティックやペットボトルに付着しているだけなので、口の中に入る量はさらに少ない。
だから、副作用としての効果が表れる可能性はほとんど無いだろう。