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水素水の効能効果

効能
ヒドロキシラジカルに対する選択的な抗酸化作用
効果
炎症の緩和
細胞自死の抑制
紫外線によるシミ・そばかす
メタボリックシンドローム(内臓脂肪型肥満)
糖尿病
筋肉疲労
静脈瘤
関節リウマチ
パーキンソン病
アルツハイマー病
癌(悪性新生物)
老化の減速
特長
血液脳関門を通過して脳細胞にも効果を与える
細胞内外のあらゆる場所に拡散して効能を発揮する
活性酸素と反応してもラジカルにはならない
効能を示し、効果をもたらしている張本人は溶けている水素分子。
水素分子は抗酸化物質として、病気や老化の根本的な原因とされる活性酸素の中で最も強力なヒドロキシラジカルだけを選択的に無害化するという抗酸化作用を効能として示す。細胞を損傷・変異させる要因でもある活性酸素を除去した結果として、患部の損傷が抑えられたり、病気に罹る機会が減ったり、老化の速さが遅くなるという効果がもたらされる。
活性酸素と病気や老化との関係
我々は外敵から身を守るために常に彼らと戦い、また侵され毒されながら生きている。外敵となるものは様々だが、ここでは例として細菌を挙げる。
侵入して来た細菌は免疫細胞に飲み込まれるかのようにして包み込まれる。続いて免疫細胞は包み込んだ細菌を殺菌するためにそれに対してある有害な物質を浴びせる。それが活性酸素。
活性酸素とは、元々高かった化学反応性がさらに高まった大変不安定な酸素分子および酸素化合物のこと。主要なものは次の5つ。
一重項酸素
スーパーオキシドアニオンラジカル
ヒドロペルオキシルラジカル
過酸化水素
ヒドロキシラジカル
この内のスーパーオキシド(略)はそれ以下に示したものの前駆体で、これがプロトンを補足する形で変化したヒドロペルオキシラジカルは水中でこれと平衡状態にある。また、ヒドロキシラジカルはスーパーオキシドのいわば最終形態で、最も不安定で細胞に対する有害性が最も高い。(ラジカルとは不対電子を持つ物質のこと。)
さて、活性酸素は生体内のあらゆる物質と速やかに反応し、自身はより安定した物質に変わる代わりに、相手として選ばれた物質をより不安定な物質に変える。
この「より安定した物質」には別種の活性酸素も含まれる。この場合、別種の活性酸素が無害と言える物質に変わるまでこの反応が繰り返される。
例として、ヒドロキシラジカルと細胞膜の成分である脂質の場合。ヒドロキシラジカルによって不安定な状態にされた脂質が今度は酸素と結合し、これがまた別の脂質と反応し、結果的に自身が酸化された脂質である過酸化脂質に変わる上に、相手として選ばれた別の脂質を、はじめにヒドロキシラジカルが起こした反応と同じように、より不安定な脂質に変えてしまう。
このように、活性酸素による反応は連鎖的に起こり、かつ半永久的に続き、細胞を構成するあらゆる物質を次々と酸化させていく。
この強力な有害性によって細菌を殺菌するために分泌された活性酸素は、外敵の数量が多いと分泌が過剰になり、外敵のみならず我々の細胞も傷つけてしまう。
細胞が活性酸素に傷つけられ、その結果が病気の症状として現れる機構はいくつかに分けられる。
細胞はまずその防壁である細胞膜を侵される。細胞膜の損傷が進行すると細胞は、腫れ・火照り・痒み・痛みなどの元になる物質を合成し分泌する。その結果としてそれらの症状が現れる。(これはきっと細胞が脳へ送った危険信号・救助要請なのだろう。)
続いて細胞の核に収められている、自分自身の設計図であるDNAを侵される。細胞には異常化したDNAを修復する機能があるが、それが間に合わないまま分裂すると、設計図を書き換えられた異常細胞が生まれる。これの除去も間に合わないとこの機能薄弱な異常細胞が増殖し定着する場合がある。
この異常細胞は正常細胞が本来持っていた機能が弱くなっていたり、失ったりしている。例えば骨細胞の場合なら骨が脆くなる骨粗鬆症などの病気が発症するだろう。
さらに異常細胞を除去する細胞の設計に関わる遺伝子までもが改変されてしまうと、身体の中に際限なく増殖した異常細胞の大きな塊が生まれる。これが癌。
そうなる前に、細胞はこれ以上ラジカルが増えないように、また自身が癌細胞化しないようにするため、予め備えていた自死機能(アポトーシス)を実行する。その結果が患部の潰瘍・壊死。(勿論、そのための遺伝子も改変される可能性がある。)
ところで、活性酸素を発生させる場所は免疫細胞以外にもある。そこは、我々が生命活動を営むためのエネルギーを生産するミトコンドリアという細胞小器官と、人体の70%を構成する水。
ミトコンドリアは燃料のブドウ糖や脂肪酸と酸素を反応させてエネルギー物質のATPを生産する時、副産物として活性酸素も生産してしまう。
水に紫外線や放射線などの電磁波を照射すると、ヒドロキシラジカルが発生する。
つまり、ただ生きているだけでも活性酸素の被害に晒され、少しずつ侵されていく。その結果が老化。
このような事実を理由にして、病気や老化の原因の9割は活性酸素と言われている。
抗酸化物質
このような致命的現象を避けるために細胞は、防衛機能として活性酸素を無害化する酵素を備えている。それが抗酸化酵素(抗酸化物質)。主要な物質は次の通り。
スーパーオキシドディスムターゼ
グルタチオンペルオキシダーゼ
ビタミンE
ビタミンC
クロロフィル
ルテイン
リコピン
βカロテン
アントシアニン
抗酸化物質は活性酸素と積極的に反応し、連鎖的酸化反応が起こらない形で活性酸素を安定した無害な状態へ変えてくれる。
効果の例
臨床試験の結果を含めて現在までに判明している、または期待できる効果の一部は次の通り。
炎症の緩和
紫外線によるシミ・そばかす
メタボリックシンドローム(内臓脂肪型肥満)
糖尿病
筋肉疲労
静脈瘤
関節リウマチ
パーキンソン病
アルツハイマー病
癌(悪性新生物)
老化の減速
多種多様な病気・損傷・障害・老化現象などの治療に効果があることがわかる。これは活性酸素が病気の原因の九割ということの証明だと言えるかも知れない。
ちなみにメタボリックシンドロームに効くということは、日本だけでよく知られた呼称を使えば、「ダイエット」にも効果があると言えよう。
抗酸化物質としての水素分子の特長
ヒドロキシラジカルを無害化すると言うだけなら、他の抗酸化物質、例えばビタミンEもこれに当てはまるのだから、水素分子が抗酸化物質として特別に優れているとは言えない。逆にそうだと言えるなら、その理由は何なのか?
水素分子の特筆すべき性質として、分子量の小ささが挙げられる。原子番号1の水素原子の分子量は原子中最低の1。それが二つ合わさってできた水素分子は分子中最低の2。ビタミンCは176、ビタミンEは430。他の抗酸化物質とは比較にならないほど小さい。
細胞は二層の脂質が重なって出来た細胞膜で覆われていて、この表面には門と鍵穴のようなものがある。要するに、ほとんどの物質は基本的に細胞膜に阻まれる形で細胞内へ入れないが、特定の条件においては特定の条件を満たす物質だけが入れるようになる。
例えばβカロテンは脂溶性物質だから細胞膜には入り込めるが、そこから先へは細胞内を満たす水に阻まれて進めない。ビタミンCは水溶性物質だから細胞膜には入れないが、専用の鍵で門が開かれた状態ならば、ビタミンCだけが細胞内に入れる。
水素分子も脂溶性物質ではないが、分子量がまさに極めて小さいため、隙間に入り込もうとするかのようにして細胞膜に入り込み、さらにここを通過して細胞内へ入り、また遺伝子が収められている核の核膜も通過する。つまり、水素分子は細胞内外のあらゆる場所に拡散できる。そこには血液脳関門で隔てられた脳も含まれる。
血液脳関門
脳に血液を流すために、脳にも多数の血管が張り巡らされている。
ところで、脳はとても重要かつ傷つきやすい臓器だから、血液の中に含まれるすべての成分を送るとすぐに機能障害を起こしてしまう。
そのため、脳にはフィルター(濾過装置)の役割を果たす機構がある。それが血液脳関門。
血液脳関門は脳に送ってはならない成分をせき止め、送るべき成分だけを通過させる。
流れる物質がこの関門を通過できるかどうかを決めるこれと言った要因は未だ解明されていないが、一般的に言って分子量が大きい物質のほとんどはここを通過できない。
例えばビタミンCはここを通過できないが、アスタキサンチンは通過できる。
つまり水素分子の抗酸化物質としての特長のひとつは、他の抗酸化物質が到達できない脳を含めた身体全身の細胞の隅々にまで効果を与えられること。
特長はまだある。それは活性酸素と反応した時に自身は安全な水になり、不安定で有害なラジカルにはならない、ということ。化学反応式で示すと次の通りになる。
2•OH + H2 → 2H2O
その他の抗酸化物質の場合、例えばビタミンEは活性酸素と反応すると酸化されてビタミンEラジカルになり、続いてビタミンCによって還元される代わりにビタミンCがビタミンCラジカルになり、ビタミンCラジカルが血中で分解されて反応を終えるがしかし、ビタミンCが足りていないとビタミンEラジカルが存在し続け、連鎖的脂質過酸化反応の阻止を達成できない。
水素分子の場合は細胞内部を満たしている水になるので、安全と言える。