要約市場
ざっくり要約、しっくり納得

水素水とは

水素分子が溶けた水、水素水溶液のこと
水素分子の抗酸化作用とそれによる効果を売りにした商品
様々な種類の商品が販売されている


水素水とは、水素分子が溶けた水、水素水溶液のこと。
水素と言うだけだと、紛らわしいことに、次の数種類の言葉の内、どれを指すのかわからない。
元素としての水素(H)
水素原子、活性水素、プラズマ水素(H)
水素分子(H2)
水素イオン、プロトン(H+)
水素化物イオン、ヒドリドイオン、マイナス水素イオン(H-)
しかし既に述べた通り、水素水の水素とは「水素分子(H2)」のこと。
気体の溶解度
ところで、「そもそも気体は水に溶けるのか?」と疑問に思う人もいるだろう。
しかし、自然科学においては、気体が溶解度を、それが低い数値だとしても持つこと、すなわちわずかでも水に溶けることは既に知られて久しい。
それを証明する身近な実例として、海水中の酸素がある。もし酸素が水に全く溶けなかったとしたら、魚などの海の生き物が一匹も見られないはず。
この水素分子は体内で抗酸化作用を発揮し、活性酸素を無害化してくれる。その結果、身体を病気から予防してくれたり、既に患っている病気を治療してくれたり、老化を遅らせたりしてくれる。これらの効能・効果を売りにした商品が水素水。
水素水の販売には数多くの企業が携わっている。彼らは競争に勝つために、商品価値そのものとなっているこの効果をより高めなければならなかった。そこで目標となるのが、溶けている水素分子の量を増やすこと、つまり水素濃度が高い水素水の開発だった。
しばらくして、「常圧における」溶解度の限界を超えた水素水が出来上がった。つまり高濃度を実現するために利用された方法は、自然科学の法則に従って考案すれば当然の発想だが、高い圧力に耐えられる密閉容器内で水にどんどん溶かし込んでいくこと、すなわち高圧条件下での溶解だった。
こうして生まれた水素水をアルミパウチに封入して商品として流通させるのが一般的な販売形態で、TVCMの影響も有り、水素水と言えばこれを指すと言えるほどに、この種類の商品の認知度は高かった。
しかし最近では、完成した水素水を売るのではなく、これを生み出すための装置や原料を売る販売会社が増えている。なぜならその方が、すなわち「出来立て」の水素水の方が高い水素濃度を維持したままで消費者の元に届けられるから。
この高い水素濃度を追い求めてそれを実現する方法を突き詰めた結果、原料を服用できるようにした商品も販売され始めている。つまり作られた水素水を飲むのではなく、体内に水素を発生させるということ。