水素水スティックとは
水素水スティックとはどんな水素水生成器かについて、定義や使い方など。
定義
水素水スティックとは、穴のあいたスティック型の容器にマグネシウム系の水素発生剤を入れた水素水生成器のこと。
使い方
水を入れたペットボトルなどの気密性の高い容器の中に入れて、水に浸けたまま数時間ほど置く。
水素発生の原理
マグネシウムと水の化学反応
Mg + 2H2O →Mg2+ + 2e- + 2H+ + 2OH- →Mg2+ + 2OH-+ H2
Mg2+ + 2OH- ⇆ Mg(OH)2
水中にマグネシウムを入れると、マグネシウムはイオン化して水に溶け、水からは還元された水素が発生する。
溶けてマグネシウムイオンになったものの一部は水酸化物イオンとイオン結合し、イオン結晶の水酸化マグネシウムとなって析出する。
水素発生剤
マグネシウムボールを用いた商品が多いが、マグネシウムと何らかの金属化合物を焼結した特殊なセラミックボールもある。
前者の商品は、繰り返し使う内に、析出した水酸化マグネシウムの結晶がボールの表面に被膜を形成して、化学反応が進行しづらくなるので、復活剤(クエン酸)が必要。
特徴
何回か繰り返し使える
繰り返し使う内に、水素発生量が減っていく
価格は1本あたり1000円~3000円くらい
水素発生剤以外の副材料が添加された商品がある
例えば、トルマリンやシリカなど
濾材が添加された商品は、水道水の塩素を除去できる