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加入電話とは、一般加入電話とは

加入電話とは、また一般加入電話とはどんな固定電話サービスかについて、その定義や、歴史の概略、料金体系など。
定義
加入電話とは、固定電話サービスの一種類であり、電話網を使用するための料金を支払う契約を締結した者をサービスの加入者として登録し、この加入者に対して、その生活・営業の場、すなわち電話機を置く場所、例えば住宅・事務所など、この内部に電話網と接続された電話回線を引き込む形でそれを敷設し、通話を可能にすることをサービスとして提供するもののこと。
名称の由来
このような、電話サービスの契約者に電話回線を提供して通話を可能にするという提供形式は、一般的な在り方として至極当然であり、特殊性が見当たらない。
また、今日に電話回線として使用されている回線の種類は、アナログ回線だけでなくISDNやADSL、光ファイバーケーブルなど豊富に有る。
にも関わらず、回線の種類を無視し、回線の提供形式のみに着目して加入電話という名が付けられた理由は、加入電話こそが市場に登場した最初の一般消費者向け電話サービスであり、当時に存在した回線の種類がこのアナログ回線のみだったことと、この提供形式が未だ一般的でなかったことにある。
提供形式が異なるものの例は、特定の組織・顧客の間のみにおいて提供される「専用電話(専用線)」や、公衆に向けて有料で開放されている「公衆電話」、外国の電話網と接続された「国際電話」など。
この加入電話に該当するサービスの範囲には、NTT東西以外の運営会社によって販売されている固定電話サービスの総称である直収電話も含まれる。
加入電話に該当するサービス
アナログ回線の固定電話
ISDN回線の固定電話
ADSL回線の固定電話の内、IP電話でないもの
CATV回線の固定電話の内、IP電話でないもの
加入電話に該当しないサービス
中継電話
国際電話
公衆電話
移動電話(衛星電話や携帯電話など)
IP電話(光IP電話やCATV回線のIP電話など)
一般加入電話の定義
一般加入電話とは、NTT東西によって販売されている、アナログ回線・ISDN回線それぞれの固定電話サービスである「加入電話」「INSネット」、これら2つを総称としてまとめたもののこと。
ちなみに、NTT東西によって販売されているアナログ回線の固定電話サービスのサービス名は、既に記述した通り、「加入電話」となっている。
一般加入電話の名称の由来
このように、1社の運営会社に、かつ2種類の回線に限定される理由は、これら「NTT東西のアナログ回線・ISDN回線の固定電話サービス」が、日本における電話サービスの創始以来100年を越えても、他に参入企業が出ず寡占状態で有り続け、日本国民にとって電話サービスそのものに等しいと捉えるしか無いという状況のまま、市場が長らく固定されてしまっていたから。
また、「INSネット」の通話料金が、先行していた「加入電話」のと全く同じであり、かつインターネットへの接続方式もダイヤルアップと同じであるように、両者に共通点が多かったことも、その理由の1つ。
一般加入電話に該当するサービス
NTT東西のアナログ回線の「加入電話」
NTT東西のISDN回線の「INSネット」
このページでは、以降、加入電話を一般加入電話として取り扱って話を進める。
歴史の概略
1890年:逓信省が電話サービスを開始
1949年:逓信省が分割される形で郵政省と電気通信省が設置
電話サービスとそのための設備は電気通信省に配当
1952年;電気通信省が廃止され、生まれ変わる形で日本電信電話公社が設立
1985年:日本電信電話公社が民営化する形で解散し、日本電信電話株式会社が設立
1988年:ISDN回線の固定電話サービスである「INSネット64」の販売を開始
料金体系
三部構成
一時払い金(工事費などの初期費用)
基本料金
通話料金