スチール缶水素水の長所短所

長所。

既成品なので、そのまま飲める。

忙しい人や、面倒くさがりな人に向いている。

ほとんどの商品において、原料となる水は、有名な水源地から採取された名水。

そして、水道水として使われるのでないから、殺菌剤の塩素系化合物や、水道管から溶け出る金属は少しも溶けていない。

だから、水質が良い。つまり、安全で美味しい。

長所。

スーパーやコンビニでも買える。

と言っても、アルミ缶水素水などの他の既製品に比べて、商品の数が著しく少ないので、販売している店舗の数も少ない。

よって、オンラインで注文するのが主な購入手段となるだろう。

長所。

1本あたりの価格は180円〜280円。

ただし、1本あたりの容量は少ない商品が多いので、容量あたりの価格についてもそうだとは言えない。

短所。

1本あたりの価格は安いが、容量あたりの価格は高い。

アルミ缶と違って、缶内空気層が無い。すなわち、水位が満杯となっている。

また、スチール缶水素水に採用されている缶型は円筒缶のみであり、円筒缶には回し蓋のような、水面に干渉せず、水位を変えないままで開封できる機構が無い。

よって、開封時に中身が飛び出てしまう。

具体的に言い換えると、開封時に、缶蓋の、切れ目が付いた部分が水面へと勢い良くめり込むと同時に、圧迫された中身が切れ目に沿って開いた穴から勢い良く出て来てしまう。

短所。

スチール缶水素水に採用されている唯一の缶型である円筒缶には、回し蓋のような再封機構が無いので、飲み残せない。

そういう訳で、容量は、全商品において、飲みきりを前提とした200mLくらいになっている。

短所。

スチール缶の水素に対する気密性がとても高いのは確かだが、水素が抜けるのを完全には防げないので、水素濃度は未開封期間にもほんの少しずつ低下して行く。

短所。

中身が空になった容器はゴミと成る。

と言っても、スチール缶の材質は鉄だけなので、再資源化しやすい。