要約市場
ざっくり要約、しっくり納得

中継電話サービスで通話料金が重複せずに安くなる理由

中継電話サービスを利用することで、NTT東西と中継電話会社それぞれの電話サービスを二つ重ねて利用することとなるのに、通話料金が重複しないどころか、むしろ安くなる理由について。
改正電気通信事業法の定めるところ
電話サービスにおいて、通話料金の支払いと請求は、利用者と唯一の電話会社(提供者)の間でのみ行われる(エンドツーエンド料金方式)
つまり、通話料金が重複することはない
提供者となるのは、着信先電話番号の契約会社、すなわち中継電話会社
中継電話サービスで扱う事業者識別番号付きの電話番号は、NTT東西が提供するものでない
つまり、NTT東西は通話料金の請求を行えない
通話料金の金額は、NTTの区間も纏めて、提供者が自由に決められる
ここで、NTT東西のより安くしなければ、誰も中継電話を利用しない
発信元電話番号の契約会社から接続された電話会社は、接続料金の支払いに応じなければならない(事業者間接続料金制度)
つまり、この接続料金がNTT東西にとっての収入となるので、NTT東西が経営破綻に陥ることは無い
接続料金の金額は、法律が定めし算定方式(長期増分費用方式)によって中立公平に決められる
実際のところは、少なくとも通話料金より遥かに小さい
参考資料
NTT西日本 データブック 相互接続の推進(PDF)
相互接続料金
事業者別の接続形態