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中継電話サービスで運営会社が利益を得る仕組み

中継電話サービスにおけるお金の流れについて、運営会社が利益を得る仕組み。
支出
中継電話会社→接続料金2円/分×2→NTT東西
収入
中継電話会社←通話料金10円/分←利用者
利益
10円/分−2円/分×2=6円/分
料金の数値と単位仮想したものであり、現実のと異なる


中継電話会社に対する接続料金の請求が二度ある理由
音声電気信号の物理的な流れは、次のようになっている。
発信元電話機→NTT→中継電話会社→NTT→着信先電話機
ここで、NTTと中継電話会社の間で行われる接続について見ると、それは二度発生していて、一度目の接続の仕方と二度目ではその関係が逆になっている。だから、接続料金の流れも逆になり、それぞれを合算すると相殺されて0円になると考えるのは、不自然でない。
しかし、中継電話サービスの料金制度をこのような考え方に基づいて定めると、通話料金についても経由した電話会社の数に応じて二度発生することになり、利用者の支払い手続きが複雑になってしまう。
ちなみに、そのような料金制度をぶつ切り料金方式と言い、かつて実際に通用されていた。
そこで、改正電気通信事業法により、接続点の概念を廃止するエンドツーエンド方式、これを採用した料金制度が、1994年に改めて定められている。
これをもって、通話料金の支払い・請求は、利用者と、事業者識別番号が頭に付加された着信先電話番号の契約会社、すなわち中継電話会社との間でのみ行われるようになり、接続料金の請求については、発信元電話番号の契約会社、すなわちNTT東西から中継電話会社へ一方的に行われるようになり、利用者から見た支払い手続きは、複雑化を抑えられ、簡素化した。