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ケータイが日本でだけ生き残り続け、海外で早々に消え去った理由

安価な通信料金プランを提供するMVNOの展開度の差と、安価なSIMフリースマホの流通度の差
電話・電子メールのような基本的な機能以外の、スマホでなければ困難・不可能な機能である情報の素早い捜索・取得・伝達・共有に対する活用度の差
スマホとケータイにおける、ソフトウェアキーボードのキー配列による文字入力速度の差
MVNOの展開度とSIMフリースマホの流通度、日本の場合
日本政府・国民がNTT(日本電信電話)に長らく独占させて来た影響で、通信事業者の数が3社しか存在せず、まともな価格競争が起きていないし、MVNOに向けて通信設備を提供する流れも長らく起きなかった
MVNOの展開度が低いので、SIMフリースマホを販売しても利益につながらない
高度な機能に対する活用度、日本の場合
報道機関が銀行・企業・政治家の奴隷になっていて、社会的に重要な情報が新聞記事としてほとんど流通していない
情報の即時・連鎖的な伝達・共有手段であるSNSの利用価値が乏しい
スマホが持つ、素早い情報通信性能を活かす機会が少ないので、スマホからその性能を削り除いた機器であるケータイでも問題が無い
文字入力、日本語の場合
スマートフォンの小さな画面に表示されるソフトウェアキーボードにおいて、日本語を最も素早く入力できるその配列は、フリック入力の12キー配列
英文字をすべて並べたQWERTY配列だと、一文字を入力するのに必要なタップ回数が平均2回くらいと多いので、遅い
文字をすべて並べた五十音順配列だと、一文字あたりのキーの大きさが小さすぎるので、遅い
ケータイの文字入力方式は物理ボタンを押し込むもので、その素早さはフリック入力より劣るが、物理ボタンの配列は同じ12キー配列であり、QWERTY配列のローマ字打ちや、五十音順配列よりは素早い
アルファベットの場合
文字数が26文字ほどと少なく、かつ変換という概念が無いので、アルファベットを全て並べたQWERTY配列で十分に素早く入力できる
よって、QWERTY配列の物理ボタンを備えるPDAが出てきた段階で早々に消え去った
中国語の場合
漢字の音をアルファベットで代表して入力し、変換により漢字を入力するため、アルファベットと同様